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5.フォロー・アップの必要性
多くの家族は、本人が「カルトをやめます」と言えば、それで万歳だと思っています。しかし、そうではありません。様々な形でのアフターケアが必要です。手術を受けた人間が、次の日から歩き出したり、仕事に出掛けたりせず、傷が完全に癒えるまで、休養することが不可欠であるように、カルトの間違いに気付かれた方も、立ち直るのに十分に休んだり、心の整理をしたりする時間が必要です。自分はこれから何を信じたら良いか、どんな生き方をすべきかなど、重要な事柄を決定しなければなりません。また、からっぽになった心を、どのように埋めていくかを考えなければならないのです。悪いものを追い出した後、心をからっぽのままの状態にしておくことは、非常に危険なことであると、聖書は警告しています(マタイ12・43−45)。
ですから、本人がカルトを止めさえしてくれれば、それで良い、というふうに考えないでください。フォローアップのことは、説得と同じくらい重要な意味を持っているのです。ですから、お勧めしたいのは、家族全員で、牧師から正しいキリスト教を教わることです。自分の生き甲斐や心の支えがなくなったということで、自殺をする元証人がいると聞きます。また、精神的に落ち込んだり、乱れた生活に走ったりする方もいます。安全なのは、聖書の真理をもって、心の穴を埋めることです。
6.最後に
人をカルトから救出するということは、決して容易なことではありません。乗り越えなければならないハードルが多くあります。犠牲も要されます。しかし、家族にとっては、共に学び、共に成長するための絶好のチャンスです。「カルトの問題は、神から与えられた恵みだ」と信じて、頑張ってください。
また、一人で悩まずに、真理のみことば伝道協会のカウンセラーや、既に救出を終えておられる家族に相談してみてください。今の現状が絶望的に見えても、必ず、救いの道が開かれるはずです。
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