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ものみの塔の新たな偽預言が発覚
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■ものみの塔の新たな偽預言が発覚
 二十一世紀を迎えた今、ものみの塔聖書冊子協会の二十世紀に関する「預言」が注目されています。組織は、次のように述べていました。
 「間もなく、二十世紀のうちに、エルサレムの現代的象徴であるキリスト教界に対して、『エホバの大いなる日の戦い』が始まるでしょう」(『国民は私がエホバであることを知るであろう−−−どのように?』、1971年発行、216頁、英文)。
 「世界のすう勢や聖書預言の成就から見て、この世界の邪悪な体制が世紀の変わり目まで続く可能性は非常に少ないように思われますが、たとえそれまで続いたとしても、第一次世界大戦の世代は依然として残っていることでしょう。しかし、その数が減少していることは、『事物の体制の終結』が急速にその終わりに向かっていることを示すもう一つの兆候です」(『ものみの塔』誌、1981年1月15日号、31頁)。
 「そのしるしが成就しはじめた年である一九一四年の『世代』は『これらのすべての事が起こるまで、決して過ぎ去らない』ともイエスに言われました。(マタイ二四・三四)その『世代』の人々の中には、今世紀の終わりまで生き残る人が幾らかいることでしょう。しかし、多くの兆候は、『終わり』がそれよりもずっと間近に迫っていることを示しています」(『ものみの塔』誌、1984年6月1日号、18〜19頁)。
 「フランスに住むキャロルは『すばらしい希望を』抱いていて、近い将来に、『わたしたちが住んでいる世界とは全く違う、すばらしい世界が来る』と見ています。同じ国の十五歳の若者サミュエルも完全な変化が訪れることを信じています。『西暦二〇〇〇年には世界が美しい楽園に変わっているところを思い浮かべることができます。でも、今の世界も、今の世界の支配者たちも、生きてその日を見ることはないと思います。・・・・・・私たちは事物の体制の終わりの時に住んでいます』」(『目ざめよ!』誌、1986年11月8日号、7〜8頁)。(注:この言葉は、一人のエホバの証人の若者の言葉として引用されていますが、組織の方針に合わない言葉であるなら、読者に紹介されるはずなどありません。)
 「使徒パウロは、キリスト教宣教者の活動の先鋒となりました。そして同時に、この二〇世紀に完了するであろう業の基礎を据えていたのです」(『ものみの塔』誌、1989年1月1日号、12頁)。(注:製本された『一九八九年ものみの塔』[英文]には、この言葉は次のように訂正されています。「そして同時に、私たちの時代に完了するであろう業の基礎を据えていたのです。」言うまでもなく、訂正されたことを示す注意書きなど、ありません。なお、どういう訳か、製本された日本語版の雑誌は、訂正されていません。)
 このように、ものみの塔協会の歴史が長くなればなるほど、その偽預言のリストもまた、長くなる一方です。旧約聖書の時代、語ることが実現しなかった「預言者」に対する罰は、死刑でした。
 「ただし、わたしが告げよと命じていないことを、不遜にもわたしの名によって告げたり、あるいは、ほかの神々の名によって告げたりする預言者があるなら、その預言者は死ななければならない。あなたが心の中で、『私たちは、主が言われたのでないことばを、どうして見分けることができようか。』と言うような場合は、預言者が主の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは主が語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない」(申命記18章20〜22節)。
 偽預言者の上に、このような厳しい罰が下ることになっていたのは、その人が周りの人間の生活に与える影響が、非常に大きいからです。人々は、「預言者」の言葉を信じるだけでなく、その言葉に自分の生活を合わせます。例えば、ものみの塔の一九七五年の預言の時のように、大学に行ったり、就職したり、家庭を持ったりする夢を捨てる若者が出て来ます。家や財産を売る人もいます。ですから、偽預言(語ったことが起こらない)という罪は、神の前では、とても重いのです。
 聖書に付き従うクリスチャンは、罪を犯した時に、その罪を悔い改めます。悔い改めとは、まず、正直に罪を告白することです。偽預言者の場合、「私は偽預言者です」ということを、公に言い表すことが必要になります。しかし、悔い改めはそれだけで終わる訳ではありません。更に、悔い改めとは、罪をきっぱりとやめることです。ですから、語ったことが実現しない人がいた場合、「私は二度と預言しない」という固い決意が求められる訳です。
 心から悔い改める者に対して、聖書は神の赦しや聖めと共に、罪に勝利する力を約束しています(使徒2・38)。しかし、また、心を頑なにして、悔い改めようとしない者には、救いの道が閉ざされることを警告しているのです(ヘブル3・7〜11)。
 ものみの塔聖書冊子協会は百年間、偽預言の罪を繰り返して来ましたが、一度も、悔い改めていません。公に「私たちは偽預言者です」と告白したこともなければ、「偽預言の罪を憎み、その罪を捨てます。私たちはもはや預言したりしません」と発表したこともありません。だからこそ、何度も、同じ過ちを繰り返し、組織のメンバーに多大な被害を与えて来たのです。その罪は、決して小さくはないのです。
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