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■アメリカのNBCがエホバの証人の間に蔓延する児童性的虐待のドキュメンタリーをアメリカ全土に放映
去る五月二十八日に、アメリカのNBC放送は、エホバの証人の間に蔓延する児童性的虐待の問題を、三〇分のニュースドキュメンタリーの形でアメリカ全土に放映しました。番組の中で、数人のエホバの証人の被害者だけでなく、現役の長老や、ブルックリン本部で全国の会衆の記録を保管する人間までがインタビューに応えています。彼らの証言により、組織がこれまで、どんなに犯罪者をかくまってきたか、またその結果
、被害者がどんなに増えてきたかが明らかにされています。エホバの証人の問題は、今までにも、何度かアメリカや日本、またヨーロッパのマスコミに取り上げられたことがありましたが、その際、元エホバの証人への取材が大部分を占めていました。しかし、今回は、何人もの現役のエホバの証人がカメラの前で堂々と証言しています。その意味でも、画期的なドキュメンタリー番組だと言えましょう。また、興味深いことに、ドキュメンタリーの中で中心的な役割を果
たしたウィリアム・ボーエン氏(長老)と、バーバラ・アンダーソン氏(ベテル本部奉仕者)は、共に排斥されています。世の終末に関する預言が外れた時にしょうしたように、今回も、ものみの塔協会は反省や謝罪の意を表すことなく、あくまでも内部批判に対して力で弾圧をかけることによって、事態を切り抜けようとしている訳です。
■第2回『傷んだ葦の会:元エホバの証人の集い』埼玉
県所沢市のカルト研究リハビリ・センターにおいて開かれる
7月20日に、第2回『傷んだ葦の会:元エホバの証人の集い』埼玉
県所沢市のカルト研究リハビリ・センターにおいて開かれました。元証人のセルフ・イメージの問題や、地上の楽園に関する話し合いの後、交わりの時が持たれましたが、特に、一人の元長老の体験談が皆さんの注目を集めました。20年ほど前に、弁護士になるべく勉強をしていたIさんは、エホバの証人に出会いました。様々な疑問と戦いながら、Iさんはやがてものみの塔協会の教理を受け入れて、弁護士になる夢を捨て、伝道者となります。また、更に数年後に長老に任命されますが、そこで精神的に苦しむことになります。どんなに疲れていても、笑顔を絶やしてはならない。常に模範的なエホバの証人を演技し、他の信者たちを励まさなければならない。その精神的なストレスの中で、Iさんは段々と、心が病むようになり、そのうちに精神科に通
わざるを得なくなってしまいます。しかし、状態は一向に良くなりません。八年間、病気との孤独な戦いが続きましたが、ものみの塔から離れない限り、病気が治らないと判断したIさんは、ついに、正式に脱会届を出したのです。今、少しずつ、元気を取り戻していますが、深刻な問題として直面
しているのは、就職の問題です。30年代、40年代を組織のために費やした彼は、できる仕事がごく限られているようです。『傷んだ葦の会』の次の会合は9月16日(月曜日、午前10時半〜)で、二つのテーマ(「信仰とわざの関係」、「子育ての問題」)について話し合われる予定です。
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