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■モルモン教のジレンマ
モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)は、「我々もキリスト教の一派である」というイメージを全面
的に打ち出そうとしているようです。その教理体系は変わっておらず、依然として聖書から逸脱したものですが、さほど一般
のキリスト教会と違わないという印象を与えるために、キリスト教と同じ神学用語を用いたり、聖書の無料配布をしたり、モルモン教の過去の不名誉な歴史的事実を伏せたりしています。その歴史的事実とは、例えば、一夫多妻を行っていたことや、黒人は神に呪われているという差別
的な教えを説いていたことなどです。一九五七年版の『モルモン経』には、レーマン人(皮膚の黒い民)がやがて「皮膚の色が白くて喜ばしい民になる」という有名な予言がありますが、一九九五年の改訂版では、「彼らは清い、喜ばしい民になる」となっています( ニーファイ三〇章六節)。ちなみに、この変更に関する注意書等は、皆無です。こうして、モルモン教は、キリスト教のイメージを保つために、組織の実態を隠している訳ですが、その異端性・カルト性を示す事実が漏
れることもあります。例えば、最近、明るみに出た情報として、一九九三年にモルモン教の神殿内で、アドルフ・ヒトラーのための身代わりの洗礼式が行われたそうです。しかも、ヒトラーとその愛人エバ・ブラウンを永遠に結ぶための結婚式も行われたということです。
■『教会がカルト化するとき』販売開始
ウィリアム・ウッドの新書『教会がカルト化するとき』(いのちのことば社、定価700円)が書店で販売され始めました。義希望の方は、お近くのキリスト教書店で買い求めるか、真理のみことば伝道協会に連絡してください。本の要約が9月の初めから10月の末にかけて、8回にわたり、『クリスチャン新聞』に掲載されましたが、既に大きな反響を呼んでいます。「本の内容がそのまま、私の教会に当てはまる」という声が多く聞かれています。また、傷ついた教会員からの相談もあります。
■ものみの塔本部に小羊のぬいぐるみ?
去る9月27日に、125人の元エホバの証人、及び現役の信者が、デモ行進を行い、ニューヨークにあるものみの塔聖書冊子協会本部に小羊のぬ
いぐるみ数百個、届けました。これらの行進者たちは、ものみの塔の中で性的虐待を受けた子供を支援する「サイレント・ラムズ」(沈黙する小羊たち)というグループのメンバーで、ものみの塔の良心に訴え、問題の改善を求めるために行進を行った訳ですが、小羊のぬ
いぐるみは、無防備で、自分の苦しみを表現できない被害者たちの象徴だそうです。代表者のウィリアム・ボーエン氏(元長老)は、「組織にぬ
いぐるみを受け取ってもらって、世界各地にいる被害者に配ってほしかった。被害者の慰めになるかも知れないと思った」と皮肉たっぷりに語っていましたが、あいにく、行進者が本部の表玄関に到着する前に、本部の職員がドアに鍵をかけ、インターホンも外していました。しかも、すぐに警察に連絡を取り、「もし彼らがぬ
いぐるみを置いていくなら、ポイ捨ての罪で逮捕してくれ」と頼んだとのことです。ちなみに、ボーエン氏は、
エホバの証人の長老から性的虐待を受けている1000人以上の人々とコンタクトがあると話しています。
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