Cult News No.18

教会のカルト化問題シンポジウム開催
「イエスの方舟」の再現か
「教会がカルト化するとき」の韓国語訳、出版へ

 

■「教会のカルト化問題シンポジウム」開催
 去る六月六〜七日に、日本で初めての試みとして、が栃木県那須町に於いて開催されました。講師はウィリアム・ウッド、パスカル・ズィーヴィー師(マインド・コントロール研究所所長)、小島武師(Joyfulグレースチャーチ牧師)の三人と、総括者の奥山実師(宣教師訓練センター所長)でしたが、それぞれ、現在のキリスト教界が抱える問題を明らかにしました。特に、広範に拡がっている教会内虐待に関する認識を示しました。『「信仰」という名の虐待』の著者であるズィーヴィー師は、ここ数カ月間に教会で起きた虐待の相談が相次いでいることを報告し、しかもそれがリベラル派、福音派、聖霊派のすべてに及んでいることを指摘しました。また、ウッドは、牧師への忠誠心を表明する状況の中で行われたセクシュアル・ハラスメントの一例を紹介しましたが、その後、話題は「牧師の権威」に移り、議論が沸騰。その中で、霊的権威は人に仕えるためであり、コントロールするためのものではないという、共通 した認識が生まれました。最後に、クリスチャンメディアに対して、「明らかにカルト化してしまった教会の広告を受け付けないでほしい」と、ウッドは要望しました。なお、当シンポジウムの内容は、『ハーザー』誌の八月号の中で詳しく紹介される予定です。

■「イエスの方舟」の再現か
 二一世紀版イエスの方舟かと注目されている団体があります。中部地区から関西にかけて、拠点が点在している「竹田塾」です。表の顔は「経営者養成塾」ですが、その寮における集団生活の実態は、極めてカルトに近いものです。塾生の大半は大学生。早朝からジョギングや寮内の雑巾がけや洗濯を命じられ、日中は「実践トレーニング」の名目で英会話教材の訪問販売をさせられ、夜は教育と称した酒宴が開かれます。閉ざされた空間で、十分な睡眠も取らされず、異常な生活パターンを繰り返しているうちに、学生は洗脳されていくようです。特に悲惨なのは、若い女性たちです。毎日のように、竹田光文という、塾の代表の性行為の相手をさせられるのです。「ボス」と呼ばれる竹田氏(六五歳)は、十二人の女性と十三回の結婚、離婚を繰り返し、それぞれに計十四人の子供を設けています。今、この異常な淫乱集団に対して、「ボスの子供を産んで集団生活をしている娘を返して」と、被害者家族が悲痛な叫びを上げています。

■「教会がカルト化するとき」の韓国語訳、出版へ
 先日、ある韓国人クリスチャンから、カルト研究リハビリ・センターに連絡がありました。30歳くらいの若者で、立教大学で神学の博士号を取ろうとしている人ですが、『教会がカルト化するとき』を読んで、感銘を受けたようです。また更に、「この内容はそのまま、韓国の教会にも当てはまる」と考えて、韓国語に翻訳したいという強い思いが与えられた、ということです。実は、この男性の父親も韓国でカルト問題に取り組んでおられて、数年前にあるグループの信者に襲われて、殺されたそうです。お兄さんも牧師で、韓国で、『現代宗教』というクリスチャン向けの雑誌を発行しておられるそうですが、とりあえず、少しずつ、本の内容を雑誌の中で紹介し、やがて本にするという話がかたまりつつあります。

   
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「教会がカルト化するとき」の韓国語訳、出版へ
 


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